mk-fes.vol.3、2017/12/30 @上野untitled ライブレポート
<setlist>
(Opening Act 根本紘希)
00:ファイト/中島みゆき
Opening映像:
(本編)
【1-1 Reborn-Access】
01:有心論/RADWIMPS(Bank Band arrange)
【1-2 れいちぇるパラダイス】
03:スーパースター/東京事変
04:花火/水谷怜(★)
【1-3 Amy】
05:エイミー/THE ORAL CIGARETTES
【1-4 どこもかしこも】
06:どこもかしこも駐車場/森山直太朗
07:くだらないの中に/星野源
【1-5 Limit quartet-band】
09:ゆずれないもの/Limit quartet-band(★)
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第2部映像作品「アディーさん ひと夏の恋」
(※映像内に出てくるバンドの演奏を通して完成する作品であるため、途中バンド紹介が入っています)
【2-1 Gurozumikoso】
12:エソラ/Mr.children
【2-2 NICHI-BOON】
13:ミュージックアワー/ポルノグラフティ
【2-3 アダルトなバンド】
14:ラブホテル/クリープハイプ
15:エロ/クリープハイプ
【2-4:Good New Generation】
16:荒野を歩け/ASIAN KUNG-FU GENERATION
17:Re:Re:(2016)/ASIAN KUNG-FU GENERATION
【2-5:ともみこそ!】
19:染まるよ/チャットモンチー
【2-6:明治演劇界隈】
20:POP STAR/平井堅
21:ギャグ/星野源
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【3-1:星野とmksのラジオ 公開収録】
22:世界にひとつだけの花
【3-2:河面志織と仲間たち】
23:五月の蝿/RADWIMPS
24:???(シークレット)
【3-3:余興バンド】
25:魔法のように/SHISHAMO
26:今を生きて/ASIAN KUNG-FU GENERATION
【3-3 Ending】
27:ダイジョウブ/小田和正
Ending映像(※改変有り、ライブレポートバージョン!)
(企画者より)★以下公演写真を含みます。
設計段階から4ヶ月、今回も本当にたくさんの方々にご協力いただきました。ありがとうございました。
まず、早々に提示していた「cast一覧の法則性」についてはもう分かっていただけたかなと思いますが、あれはVo.の出演順です。それ以下五十音順で、最後に星野とmksのラジオ公開収録のメンバー、映像メンバー、という形でした。
今回はコンセプトライブだ、と前説で言及しましたが、その一端を感じて頂けたら幸いです。日頃から(自他を問わず)サークルのライブ・コンサートを見るときは、大抵ライブに1本のストーリー性が無くて飽きるなぁ、と思ってしまうタチなので、曲を消化するだけのLIVEを乗り越えるものになっていたら幸いです。
まず1部1番(Reborn-Access)。1曲目をガチガチの有名曲にするのもどうなんだろう、と思っていましたが、これにして良かった。
Fesのキャスティングは基本的にセットリストから逆算していく形を取っているので、ぶっちぎりでこれはRyoくん(Vo.)だな、そしてBank Band arrangeならば、という経緯でReborn-Accessの形へ。めいみー(Sax.)「みこそ、笑い方老けたね」っていうのは、周囲の若さのせいなんだと思います。
これ以降バンドの紹介を続けますが、全員の写真が入っている訳では無いので、最後にも個々人の写真をまとめて(103枚!)掲載します。
1部2番(れいちぇるパラダイス)。このライブ、メンズボーカルだけじゃねえぞ、と知らしめる意味でもめちゃんこ良いキャスティングだったと思っています。あはは。ゆるっと知り合ったあとTwitterを見かけてから、ストーキングした人です。陳謝。身体は弱いけど芯は強い子です。売れて欲しいなぁ。れいちぇる(Vo.)「みこそさん2男だと思ってました。」
1部3番(Amy)。音楽的に魅せた後にはビジュアルで、ということで、小林大樹と宮津侑生。そこに治安の悪いマイちゃん。(悪くはないです)ベクトルが全然違う3人をシュッとまとめるアディー、そんな感じ。エイミー、良い曲でした。Vo.は肩(やら腰やら)を回しながら歌うことを職としているので、本当にやってみたかったが、並んでやると運動神経の悪さが露呈しただけだったのでもうちょっと練習しようと思いました。
1部4番(どこもかしこも)。客がダレてくるところだと踏んでたので、ここでこいつらと出来たのめちゃんこ良かったなと思っています。ゆーだい(Vo.)「俺普通に彼女がいるんだけど」や、根本(Vo.)「Streetのくせにな!!!」等々の問題発言(蔑視発言)は我々の生き甲斐であり、女性を笑わせるために音楽をやっている腐れ人間代表としてこれからも頑張っていきたいです。「僕は時代のものじゃなくて、あなたのものになりたい」のです。(07:くだらないの中に)何言ってんだ。
1部5番(Limit quartet-band)。一応ちゃんとしている設定の1部の閉めとして、一番お世話になっている固定バンドを。「ゆずれないもの」というオリジナルは、竹内(Vo.)作詞、黛(Pf.)作曲とずっと言っていて、mks自身は何も関わっていない体でいることを竹内にLIVE中で指摘されたような。一応実際にやったこととしては編曲ぐらいは付くのかな、って感じですが、黛との仕事量、というかアイデア量が全然違うのと、これを共作とするにはあまりにも図々し過ぎるのをスタジオに入っていく経過で感じていて、自分としては「(メンバーでありつつも)〈参加〉出来て良かった、」とレコーディングを通じて心底思っていた経緯があったので、周囲にはそう言っています。「HOT LIMIT」はバンド紹介かつ、2部の主役を知らない人にも印象づけさせるものとして。(前説の、「部と部の連携」の一つ目です。)
2部。映像作品「アディーさん ひと夏の恋」に関わっていただいた方、本当に本当に本当にご迷惑をおかけしました。(って言いつつ企画者は山田のようなしたり顔をしています)
人生で初めて台本を書きました。書き方なるものが全く分からないので、最初は星野に何か書いてもらってそこにメンバーを当てはめようと思っていたのですが、何やかんや、ウケたからまぁいっかっていう感じです。あはは。
それにしても竹内(「アディーさん ひと夏の恋」)は自分が笑い所として落として欲しいところをきちっと拾う録り方をしてくれるのでありがたい。本当に。こんなに泣けないエンドロールも珍しいけども。
2部1番(Gurozumikoso)。1曲目の「youthful days」。アディー&こしもカップルの熱烈な恋愛感情を提示する曲として選びました。そして映像の中でも様々な音楽に関わる事柄が出て来ていましたが、恋と音楽が平行線を辿っていることを示すうえで、そしてぐろさん(Vo.)に歌ってもらう上で、と考えていた「エソラ」を演ることが出来て良かったです。(計画段階では他の曲候補もあり、それぞれに映像との関連があったのですが、説明すると長いので省略します。)
MC中の「生ビールを、1杯」がくそエロかったんだけど、伝わらなさそう。
2部2番(NICHI-BOON)。懐かしいなこのバンド、1年生ぶりです。映像内容的に「僕に彼女が出来たんだ/SHISHAMO」で行くかは迷いましたが、そこはvol.2を見てくれた人だけの特権ということにして、「R.N.(ラジオネーム)恋するアディーさん」の、「ミュージックアワー/ポルノグラフィティ」に選曲。「君が夢を願うから mk-fesも張り切って また今年もセトリは 新しいナンバー 溢れてきた」なぁ。来年もよろしくお願いします。ミュージシャンが歌詞変えるやつ見る分には良いけど、やる立場になると恥ずかしいな。
2部3番(アダルトなバンド)。「これ誘っとるやん、これ、誘っとるや~~~~~~~~~~~~~ん」、からの接続。ふざけている訳ではなく、実力十分なバンドで、スタジオのテンションがえげつなかった。おくまん(Gt.)&とや(Ba.)コーラス。してやったり。あはは。クリープハイプの曲を連続で演りましたが、何で本家はこの2曲を繋げないのだろう、と不思議でずっとやってみたかった連曲構成でした。
2部4番(Good New Generation)。おめでたいFes3連続出演バンド。ここは本当に1本番ごとに上手くなってるな(笑) 「荒野を歩け」のリアクションがめちゃくちゃ良かったので、またどこかで演りたいと思います。(この曲、映像中のアディーの鼻歌でした。気づいたんだろうか??)「Re:Re:」。「君じゃないとさ(このLIVEは出来ないぞありがとう!!!)」っていう映像を流したいがための選曲。本当にありがとうございます。
永谷ちゃづけ(歌詞映像)の歌詞への感覚を映像じから受け取るところが皆さんにも多々あると思うんですが、割と曲への精神面でのアプローチがmks自身と近いとこあるんじゃないかなぁと思うこともあって、一緒にやっていて本当に気持ちが良かった。強調するところとか、そう、そこ!!みたいなのが多かったなぁ。
2部5番(ともみこそ!)。映像出てきた直後のともちゃん(Vo.)がステージにいるとき、「本物だ」って言われてるの、普通にジワりました。本物ともちゃんです。アディーの元カノ役で、「sweet memories」「染まるよ」の選曲。ちなみに元来2曲目は「染まるよ」では無かったので、映像中に煙草のアップを入れておけば良かったな、とぷかぷか思いました。後なんか、ともちゃんっぽかったねすごく。またどっかで歌って欲しい。「sweet memories」は自分にとってsweetでは無い曲で、大分昔にサークルで演ったんですが、当時のメンバー等々に問題が有り、自分史上最強に無駄にしてしまった一曲だと思っていたので、改めて演り直せて良かった曲です。mks個人の思い入れをライブ全体の流れに組み込んで良かったのかは分からなかったけれども。
2部6番(明治演劇界隈)。勘違い男が自分の女を幸せにさせる1曲としての「POP STAR」。絶対こんなアプローチではないであろう曲ですが、4月ぐらいにサークルで聴いてからおふざけでやってみたかった曲です(笑)(普通に聴いてて楽しいしね)。1曲目と2曲目の間にも映像があって、ここで映像は終着点。「POP STAR」のバカみたいに抜けた明るさ、多幸感は次の別れのシーンとの対比です。そして映像を作りながら、「このドラマはフィクションです」っていうものを思い出して、これを曲で表せないかと考えたのが「ギャグ」です。もともとは違う曲でしたが(笑)ちなみに「ギャグ」はvol.2全体のendingでしたが、今回は2部の閉め。編成も大きく変えました。
「ギャグの隙間に本当のことを祈るみたいに隠して」っていう歌詞がまるまる、このイベントのテーマだと自分自身は勝手に思っているので、なんかこれからも大切な1曲になりそうだなぁ、と思っています。記念品の歌詞カード、これ当たった人、おめでとうございます(笑)
MCでも言ったのですが、相当気がかりなので再度。だんたんこの企画のcastが増えて来たので、1人1人の持ち曲数が限定されてきている(レンタル時間は一定だから)のが最近の悩みです。正直に、めちゃくちゃ正直に言うと、今の形は好きではありません。1バンドは5曲ぐらい演ってようやくパフォーマンスとして完成するような気がします。なら、2日制にしようかなぁ、とも思いつつ、でもやっぱり一同で会いたい、ような。
ただ、数自体がむやみやたらに増えていくことはあまり良いことだとは思っていなく
て、vol.2より客ノルマを減らして参加者総数を減少させたのは、vol.2のときに一瞬違和感があったからです。
細かいことが言葉にならないのですが、100人を超えると「自分自身の我が儘が通じない」、「盛り上がらせるためにやらなければいけない曲が必要になる」感覚があった、っていう感じのことを書きたいんですが、あまりうまくハマる言葉が無いなぁ。
だから、これからも上野ぐらいのサイズ感で行きたいなぁと思っています。何か今回の雰囲気、というか、より自分の感覚に近い言葉で言うなら「人の圧」、というか、かなり心地良かったです。
あと、ライブを一般的な立ちにしないのも、客が何となくみんなで右手を上げて適当にフっている暗黙のスタンスが苦手だからで、もっと気楽に、ゆるっと聴いてほしいなぁ、っていうのがあります。長尺だし。
脱線しました。
夏の曲だらけだったので、映像エンドロールぐらい冬の曲(いつかのメリークリスマス/B'z)にしましたが、クリスマスすら終わっていて、もうこれはシャンシャンの真似でもしないといけないなという感じです。
3部。2部最後を音楽ド素人ながら明治演劇界隈にしたのは、3部との接続があります。
3部1番(星野とmksのラジオ 公開収録)。これは普通にやってみたかっただけです(笑)ただ、ラジオで普段色々ディスってることをここで言うと変な空気になるので、サジ加減が難しかったですが(笑) Fグループ、懐かしい(笑)
3部2番(河面志織となかまたち)。これも演劇ネタですが、めちゃくちゃ評判良かったのでやはりこーも(Vo.)の実力は圧倒されるなぁと思います。こーもはcastとして一番誘うか誘わないか迷い倒したラインで、その原因は曲にあったのですが、なんとか、伝わったような気がするので、良かったなぁと思います。(もちろん、こーも自体大好きなので、これからもバンバン組みたい。組ませて頂きたい。)
ここまでで一応本編としては終わり。最後ぐらいゆるっと緩めて帰ろう企画。3部3番(余興バンド)。前説でも言いましたが、本当に良い味を出していたなぁと思います(笑)ただ、「今を生きて」はふざけ倒していた訳では無く、ライブ向けの曲だなぁとずっと思っていた曲だったので出来てめちゃんこ良かったです。終演後Mもこの曲からでしたが、みんな気づいたのでしょうか。あはは。
ひらこが曲中てんやわんやになっている映像が届いててめちゃくちゃ面白かったのでまた公開します。バンド毎のベストシーンセレクションと歌詞映像のもろもろをfesのTwitter(@mkfes2016)で公開して、ふり返り、おわり、になると思います。なんか色々あったなぁ今回。ありがたい。
3部4番(ending)。この曲(ダイジョウブ/小田和正)超好きなんですよな。最後歌っていた下坪さんがスタジオ帰りに、「もうmksが何やっても驚かなくなっちゃったな」って言ってたので、絶対また何か驚かせてやろうと思います。ふふふ。
そういえば、Twitterでsetlistを一部事前公開したのとお客さんそれぞれに歌詞カードを渡したのは、「あ!これ!!!!」っていうライブ中の感覚が個人的に凄く好きだからという理由だけです、ほぼ思い付きで2日前に作りました(笑)「???なにこれ?」というモノにあたっても、それをきっかけに調べてその曲と出会ったり、ふとした瞬間にその言葉を思い出したり出来るツールとなるので、頭のどっかに。ピックは、形に残るものがあれば良いかなぁというテンション。スタジオで結構使ってたからなぁ、バレてたんだろうなぁと思いつつ(笑)(川村とか拾ってたし)
ちなみに僕個人のTwitterで「ぼくのおうちから押収されたR18製品です。」というモノ掲載しましたが、R18ではないです。残念。
1番上のものは、vol.1の本編1曲目「Lady in a Movie」という曲の“cut the crazy party(こんな狂騒はよそう)”という歌詞。2曲目の「Can't Be Forever Young」“燃やせよほら 鳴らせよまだ 抗える分だけ”と共に、かなり思い入れのある歌詞。 以下に掲載しておきます。
でも君は そこら中でヤリまくって 1パイントのミルクと 紅茶を飲み干した 01. Lady In A...|Gotch / 後藤正文 / ASIAN KUNG-FU GENERATION / ゴッチ)
LIVEの最後に言ったことは妄言です。忘れてください。でもまた何処かで、今回のメンバーとライブを作れれば良いなと思っていることは本当です。全員です。本当に演奏してくれた、そして今読んでもらっている全員と演りたいので、また、お願いいたします、ネ。
竹内さんが本番直前に「あなたは今どういう感情なんですか」と聞いてきたことも忘れません。質問の意図が分からないので逃げました。あはは。
vol.3終演しました。ありがとうございました!
<cast / staff一覧>
【Cast】
mks
高橋凌、水谷怜
小林大樹、田中裕大、根本紘希
竹内かりん、石黒巧、小林那津
下坪大士、川村悠人、西山智実
若松大誠、相原咲花、相川優希
石戸谷樹、梅原慎之介、奥村秀輝
各務早紀、小霜莉緒、河面志織
菊池聖樹、栗原理、栗原海柚
小堀剛、荘司源太、斎藤拓也
志津芽依美、隅田将大、谷口舞
野崎湧策、林直哉、平子祐樹
黛早貴、宮津侑生、山田裕也、
横山萌子、林東宣
星野佳人、柴田大輔、小野高弘、加藤拓実
若林宏明 (映像出演)
計44名
【Staff】
映像制作:竹内かりん、永谷ちゃづけ
映像監修:mks
映像台本:mks
動画撮影:林東宣
写真撮影:栗原海柚/加藤拓実/志津芽依美/林東宣
マネジメント:黛早貴
受付対応:水谷怜/日下瞳
<その他写真>
本当にありがとうございました!!